日々とお知らせ:2015年4月

鍼灸香里治療院、西村の日記と治療院のお知らせ。

GWの初日、29日(水・祝)、東京大学 鉄門記念講堂にて行われた 
現代医療鍼灸臨床研究会に参加してきました。

さらっと、流しましたが、私がその昔一瞬だけ目指していた (即、ウソ!です)
東京大学が会場でした。


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この現代医療鍼灸臨床研究会では、その名前のように 現代医療の中に

鍼灸治療を取り入れるところが増えている中、鍼灸師に求められる知識と技術も

より高度になってくるということで、現代医学的視点から鍼灸治療の有効性を

検証していくということを趣旨とし 様々な症例について研究をされています。

いわゆるゴッドハンドでなければ治せない、といった 少し特殊な治療から、

より確実に多くの鍼灸師が再現できる「現代医療としての鍼灸」

目指しているというものです。

会場には400人を超える方が集まり、補助イスもでるほどの盛況ぶりでした。


そして、今回のテーマは 「不妊症に対する鍼灸治療の新たな展開」 。

鍼灸大学の先生や 開業鍼灸師の先生方の他に

東京大学医学部附属病院リハビリテーション部の鍼灸部門の先生や

婦人科系クリニックの先生、聖路加国際病院女性総合診療部の先生など

様々な分野の先生方の講演が一日たっぷり行われました。


各先生方の治療法や病態のとらえ方はもちろんのこと

問診や検査数値から得られる多くの情報とともに

患者さんの置かれている環境まで考えた治療のすすめ方、などなど

いままで以上に広い視野で治療に向き合い、また

より、患者さんにも寄り添った治療でなければ、と気づかせていただきました。

明日からの治療にすぐにフィードバックしていきます。



今回、海外の不妊鍼灸治療の効果についての論文分析の発表があり

それは かなり厳しい評価を受けていると感じる内容でした。

鍼灸治療が医療として多くの方に選択してもらえるためには

その治療により どのような効果が得られるのかを根拠を持って

説明していけることが必要だと改めて感じ、また その意識で治療にあたることが

鍼灸全体のレベルアップにつながっていくのだと思います。



これからも勉強を重ね、鍼灸で出来ること、出来ないことも確かにしながら

来られた方が より早く良い結果に結びつくすべを提示できる鍼灸師で

ありたいと思います。


そういったことからも、今回の研修は 大変有意義なものでした。

少しはレベルアップできたかな~?

東京大学での一日はそんな想いと共に、あっという間に暮れていきました。


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2015年4月30日 23:08