日々とお知らせ:2018年3月

鍼灸香里治療院、西村の日記と治療院のお知らせ。

325日に 私が所属する日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)の研修会が

香川県丸亀市の厚仁病院で行われました。

 

先々週の高松に続いて、3月2度目の香川県です。


B135.jpg
















B135-1.jpgのサムネール画像


 

今回は公開講座ということもあり、会員以外も含め、日本全国から70名ほどの鍼灸師の先生方の参加がありました。

 

JISRAMの研修会は これまでにも何度かご紹介しましたが、ちょっとハードです。

今回も、内容、タイムスケジュール、ともにミッチリな一日を過ごしてきました。

 

まずは、午前中、いきなり生殖領域の基礎分野のテストから始まりました。

40問を20分・・ と考える余裕もない短い時間での試験。

結果は、なんとか平均点以上ではありましたが、全問正解とはいかず・・

忘れがちな基礎の勉強、反復学習が必要だ、と反省しました。


B135-2.jpg

 

そのあと 厚仁病院院長の松山毅彦先生から 『生殖医療の実際』 と題して その基礎、男性側、女性側それぞれの不妊の原因、体外受精の流れから卵巣刺激方法の違いと適応、そして細かなラボワークに至るまで最新の生殖医療を分かりやすく解説いただきました。

 

今回は会場に厚仁病院を提供いただいたこともあり、松山先生のご厚意で病院内の胚培養室と新しく開設される鍼灸ルームの見学もさせて頂くことができました。

 

普段見ることができない施設を案内いただいたのですが、ドクターや培養士の方々が 受精卵に接する際に 胎内の環境と同じ条件になるように熟慮され、また 生まれたばかりの赤ちゃんのように受精卵に接していらっしゃる姿に大変感銘を受けました。

 

私たちも 職務は違いますが 同じ患者様に寄り添う身として そのような気持ちをいつも持ち続けなくてはいけないと思いました。

 

午後からは JISRAMの中村一徳会長により 鍼灸と低出力レーザーを併用した、鍼灸との手技が公開されました。

ポイントは2点。

卵子の質を高める育卵のための鍼灸

着床率を高めるための着床のための鍼灸

です。

 

中村先生の発表は 自分たちのデータが有利になるよう条件操作をせずに得られた 鍼灸施術前後の胚盤胞到達率、妊娠率などの多くのデータとその方法です。

 

厚仁病院の松山先生からも

「不妊治療に鍼灸の関われる範囲は広いと思われるが、その効果を判定できるだけの検証作業が必要であり、日々の業務においてもその感覚は忘れてはいけない」 という激励のお言葉をいただきました。

 

B135-3.jpg


JISRAMの会員として、多くの方に さらなる探求心のもと、より良い治療を提供していこう・・

そんな気持ちを再確認をする一日でした。

 

全国の新しい先生方とも新たな繋がりを持つこともでき、いろんなエネルギーを充電できました。

 

お腹の方の充電も・・

骨付き鳥とうどんでたっぶり、でしたヨ。

2018年3月28日 16:55

皆さま、こんにちは。

ご報告が遅くなりましたが、2月にお灸教室を開催しました(^^)/


待ちに待った春の風がやってきましたが、私たち女性の身体はまだまだ冬の冷えを持ち越しているのではないでしょうか?


季節の変わり目は体調が優れない...という方はいらっしゃいませんか?それは、前の季節の疲れを新しい季節に持ち越しているからです!


今回のお灸教室は、長かった冬の冷えを春夏に持ち越さないよう、せんねん灸+箱灸で身体を芯から温める!をテーマに、もぐさのお話やもぐさ作り、箱灸も手作りしていただきました。


お灸教室1.jpg


参加者は皆さん女性で、この日はスタッフも女性のみ、さながら女子会のような雰囲気で和気あいあいと和やかな教室になりました。

箱灸作りはスタッフも初めての経験で、事前にデモも行っていたのですがやはり悪戦苦闘...。スタッフよりも参加者さんの方が手際よく上手に作られていて、たくさん助けていただいてとても助かりました。この場をお借りして再度...ありがとうございました♡


今回は箱灸作りがメインイベントでしたが、もぐさも手作りしていただき、皆で掛け声(?)を掛けながら、もぐさの原料のヨモギをすり鉢とすりこ木でごーりごーりとすっていきました。乾燥のヨモギをすっていくのですが、ごーりごーりとすればするほどヨモギの香りが出てきます。ヨモギは昔からヨーロッパでもアロマとして使用されているほどですので、とても良い香りが治療院を満たしていましたよ♪


お灸教室2.jpg


そして最後はご自身で手作りした箱灸で、お灸体験です。お手製の箱灸は、いつもの治療で使用しているものとはまた違った感覚だったのではないでしょうか?


お灸教室3.jpg


お灸教室の後はアフターフォーローとして、参加者さんおひとりおひとりの体質に合わせたツボをお伝えしました。

ご自宅でのお灸でセルフケアしたいのは?というアンケートに、ご自身の気になる症状をご記入いただいたところ、なんと全員が「冷え」を感じているとの回答。特に、足先の冷えが気になるとのことで、身体の冷えからくる胃腸の不調を感じる方もいらっしゃいました。そんな症状には、箱灸がぴったりですね!!


今回手作りしていただいた箱灸と、せんねん灸で、ご自宅でも引き続き、お灸でのセルフケアで、身体も心もほっこりとリラックスしていただけたら嬉しいなぁと思っています(^^)

 

2018年3月22日 17:58

311日の日曜日、四国は香川県高松市で行われた「第13回日本レーザーリプロダクション学会」に参加してきました。

会場となったのは、高松港のすぐ近くのホテルクレメント。天気にも恵まれ、ホテルの窓からは 高松城址と瀬戸内海に浮かぶ屋島や女木島が一望できる、といった大変気持ちのよい会場でした。


B134.jpg


そもそも『レーザーリプロダクション』とは・・?

 

元々は痛みの治療に使われていた「低反応性レーザー」。

その治療の過程で不妊治療に良い効果をもたらすということが偶然わかり、そこから始まった生殖医療におけるレーザーの研究。

こちらの学会では、『生殖医療分野におけるレーザー治療』 に絞り 深く研究が行われており、その一端を学んできました。

 

今回の参加の主目的は 私が所属しているJISRAM (日本生殖鍼灸標準化機関) の中村一徳会長 と 英(はなぶさ)ウィメンズクリニックの苔口昭次院長、そしてIVFクリニックCEOの森本義晴先生、以上 3名の先生方による 統合医療として使われる レーザー治療と鍼灸治療についての講演の聴講です。


B134-1.jpg

 

それぞれの院で行われている不妊治療とレーザーの併用方法について、またそれによる現時点での成果や今後の活用方法などについての講義がありました。

 

中村会長からは、鍼灸治療に組み込み導き出したレーザーの効果的な照射部位と方法、そこから得られた採卵数、胚盤胞到達率、妊娠率などの通院前後の上昇率の発表があり、その明らかな優位性からか発表後に何人もの生殖の専門医の先生方から質問がありました。

 

当院でも 中村会長の指導のもと、レーザー治療を取り入れています

今回もまた、たくさんの刺激を受け、さらに多くの方々への臨床につなげていきたいと思いました。


B134-2.JPG

 

それ以外にも・・

IVF大阪クリニックの福田愛作先生の生殖医療に於ける「光」の重要な役割(検査、分析、治療など)についての講演、

日本レーザーリプロダクション学会の大城俊夫名誉会長の、レーザーの特性と適用疾患についての講演、

などがあり、レーザー治療によって 手術や事故で出来た傷跡がわからないくらいまで消えてしまう事例や、血管の再生や外科手術にレーザーを取り入れることで出血を少なくし、輸血による感染症や肝炎を少なくしていくというお話など、興味深い内容ばかりでした。

 

違う会場ではレーザー治療の実技の見学などもでき 大変密度の濃い高松での一日を過ごしてきました。

 

また、325日には今回の学会の大会長をされておられた松山毅彦院長が在籍されている香川県丸亀市の厚仁病院にて JISRAM (日本生殖鍼灸標準化機関) の公開講座も行われます。

こちらにも参加の予定ですので、また 身を引き締めて 技術の向上に励んできたいと思います。



せっかくのうどん県・・

美味しいうどんの話は 別の日に。

 

2018年3月20日 18:54