「男性不妊」と言われる現状
最近では生活環境などの影響を受け、男性もかなり多くの割合で無精子症など不妊の要因を持ち合わせていることがわかっています。
不妊の原因の男女比
日本では長い間、子供をなかなか授からない場合、女性側に原因があると考えられる傾向にありました。
最近では生殖医療の進展により、女性側に何も原因がない事が明確に診断出来、それに合わせて男性が検査を受けることで男性側の原因も明らかになっています。
実際に妊娠に至らない場合、その原因は以下の図のように、男女両方にあり、「男性側に原因」と「男女両方に原因」を合わせると半数近くは男性側にも原因があることがわかっています。
また、生殖医師の発表によれば、2000年以降も精液所見は低下傾向にあり、それ以外にもブライダルチェックを行なった男性の7人に1人に何らかの精子の異常が見つかるなど、男性のからだの状態にも心配な要素が増えていることがわかっています。