不妊にスーパーライザーを使用
スーパーライザーの効能
スーパーライザー(以下、SLと表記)は生体深達性の高い波長光を照射する光線治療器です。
近赤外線には 炎症の抑制、細胞の活性化、交感神経の抑制作用があり、整形外科やペインクリニック、リハビリテーション科などで 以下のような症状に使用されます。
五十肩、肩・腰・膝などの関節痛、むちうち(整形外科疾患)
めまい、耳鳴り、顔面神経麻痺(耳鼻科疾患)
円形脱毛症、帯状疱疹(皮膚科疾患)
各種疾患の疼痛、緑内障(眼科)、顎関節症(口腔外科) など

不妊とスーパーライザー
前述のジスラム前会長/中村一徳先生が、SLの「深部まで照射した光が届く」という点に着目し、不妊において深部の血行、すなわち卵巣の血流促進を目指してSLを積極的に使用され、データを集めたところ、以前より採卵成績の向上がみられました。この結果については 生殖医療者が主催する「日本レーザーリプロダクション学会」において、何度もその成績データを発表をされています。
スーパーライザーと鍼灸を組み合わせることで 鍼灸で得られる結果、卵巣や子宮、また男性の精子の状態に より早い改善が期待できます。
当院では、それらのノウハウを学び、不妊鍼灸にスーパーライザーの照射を標準施術として取り入れています。


適切なレーザー照射の頻度
では、SLは一度の照射で効果が得られるのでしょうか。前述の「日本レーザーリプロダクション学会」において、この結果を得るためには、3~7日毎に照射する必要があると説明されています。ですので、当院でも血流の良い状態が維持できるよう、5~7日ごとの来院(照射)を推奨しています。
スーパーライザー 最新機器を導入
当院では旧型に比べ さらに出力 および 光線深達度が上がったスーパーライザーEXを2024年6月に導入しました。
光源にLEDを採用することで熱を発しにくくなりより安全に、また、照射される光のエネルギーがこれまでのものより増大し、より強くより深くまで、体の内側へ届けられるようになりました。血管拡張効果のある交感神経の抑制、卵巣への直接の刺激量も 従来の型より強くなり、より早い効果を目指します。(血管拡張効果のある交感神経の抑制や卵巣への刺激量が強くなった最新モデルで より効果的な改善を目指します)
