鍼灸香里治療院

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精索静脈瘤について

造精機能障害の中で分かっている主原因である精索静脈瘤。解剖学的にほぼ左にでます。

進行の度合い

その進行度合いは、以下の表のように区別されます。

G1立位で腹圧負荷により初めて触診できる
G2立位で腹圧負荷なしで容易に触診できる
立位で腹圧負荷なしで視診できる

現段階での対処法

その治療法には薬物・漢方などありますが、現段階では薬物による治療法はまだ確立されてはいません。また、手術によって改善されることも多いですが、低グレードでは術後も精液所見が改善しないことも多いことから、低グレードの場合には精索静脈瘤以外の可能性もあると考えられます。

  • 高グレードの精索静脈瘤には手術が有効
  • ホルモン値が低い場合にはホルモン補充療法などで対応

など、わかっていますが、精液所見を改善させる明確な治療法の確立にまでは至っていません。

自宅でのチェック方法

自宅での判断方法としては、腹圧をかけると右は上がるが左は上がらない場合に該当するとされています。

  • クラインフェルター(性染色体異常)
  • 糖尿病

などの疾病の場合、精巣が小さくなる傾向にあります。その場合、自分の手指で作ったOKサインより小さければ病院受診の目安にしてください。