不妊治療と鍼灸~基礎体温とタイミングについて~
2017年03月02日 | 不妊治療と鍼灸
まず今日は、『基礎体温とタイミングについて』
月経1日目から次の月経の前日までを月経周期と呼び、その期間は 30日前後の方が多いと思います。
排卵前までが「低温期」、排卵後は「高温期」となります。
低温期 と 高温期 の差が0.3度以上が正常値とされています。
高温期 は10日から14日続き、その後基礎体温が下降し生理が始まります。
妊娠しやすい時期に性交渉を持つことを「タイミング法」といいますが、この「タイミング」、いつとるのがいいと思っていらっしゃいますか。
それは、排卵の2日前から36時間ごとです。
その理由は・・
まず、射精された精子の寿命は3日から5日ですが、
射精された精子が受精能力を獲得するまでに5~6時間かかります。
精子の受精可能期間(精子が元気な期間)は36時間。
基礎体温の陥落があった日に排卵される卵子は30% 翌日が40%
残りの30%は 1日前(排卵の前日)、排卵の2日後、3日後という報告があります。
排卵されたばかりの卵子を受精可能な精子が待ち受けているという状況がベストである。
これらを総合的に考えたタイミングの期間は排卵の2日前から36時間ごとということになります。
でも、36時間ごとって現実的に無理なので 排卵の2日前から排卵3日後までの期間は出来るだけ多くタイミングを取ってみてください。
鍼灸は ホルモン分泌に重要な自律神経の調節と卵子の質を上げるための卵巣の血流を改善するのに効果があります。
ぜひお考えになってください。
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