月経前の症状~軽いか重いかがわかる?~
2018年01月19日 | 婦人科系の鍼灸
月経前、いろいろなつらい症状にお悩みの方が多いと思います。
排卵期から月経期にかけて、変化する黄体ホルモンの量が、その原因に関係しているのではないかと言われています。
腹痛・腰痛・頭痛・胸の張り
微熱・肌荒れ・むくみ・体重増加
疲れやすくなる・めまい・冷や汗・心悸亢進
便秘・下痢・・・などの身体の症状。
イライラ・不安感・不眠・泣きたくなる
集中力の低下・・・などの精神的な症状。
症状はさまざまで、そのつらさも人によってさまざまです。
当院にも 上のような症状にお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
少し前になりますが、2011年の研究発表のひとつに、お母さんのおなかの中にいる間(胎生期)に
テストステロン(男性ホルモン)の影響を強く受けた場合には 薬指が長くなり、エストロゲン(女性ホルモン)の影響が強い場合には 人差し指が長くなるという論文がありました。
その発表をもとに、和歌山県立医科大学で、人差し指と薬指の長さの比率と月経前症状の重さの関係を調べたそうです。
その結果・・
薬指の方が人差し指よりも長く その差が大きい人ほど月経前症状が重い という結果が出たのだそうです。
(ただし、眠気・むくみ・肌荒れ の症状に関しては、相関関係はみられなかったそうです。)
自分の指、みてしまいますよね!
鍼灸では、『星状神経節』という交感神経と副交感神経に働きかけるツボへの刺激で、前述のホルモンバランスを整えることで、症状の改善を目指します。
月経前の症状でお悩みの方、指の長さ・・に関係なく 是非おこしくださいね。
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